以前から行きたかった埼玉県の松伏にある鰻専門店の川昌(かわしょう)さんに、息子が連れて行ってくれました。
先日は、急なめまいで、夕飯どころではなく、実は翌朝もそれほどお腹も空いてなかったのですが、ビタミンB1が豊富な鰻を食べさせたいと、
「鰻、食べに行かない?母の日鰻でいい?」と息子が誘ってくれました。
「ご馳走してくれるの?行く行く」
11時の開店前に着くように、10時40分くらいに家を出ました。
田んぼの中に大きな「どぜう川昌」の看板が見えます。
5分前には到着。
車は何台か停まっていましたが、私たちが一番のようです。
すぐに、若いカップルが私たちの後ろに並びました。
雨が降っていたせいか、木の作りの湿っぽい入り口は、私を少々不安にさせる。
ドアが開いて、お姉さんに、ご予約ですか?と声をかけられ、
いえ、予約はしていません。
「予約なしの方です。」と奥のお姉さんに伝えています。
「ここは、予約しないといけなかったんだね。」と息子はポツリと言いながら、案内されるままについて行きました。
中に入ると個室がたくさんあります。
外観とは違い、清潔感があって、新しいテーブルが、私をほっとさせる。
長いテーブルの奥に、タブレットがあり、自分で注文です。ラインの登録をするとアイスがもらえるなど、SNSも積極的に活用されています。
川昌さんといえば、やっぱり鰻の刺身(うなさし)です
うなさし一人前 1,650円
お刺身なので生かと思いきや、鰻は血に毒があるらしく、生ではないと言っていました。独自の技術で、企業秘密だそうです。ポン酢・醤油・胡麻油の3種のタレがついてきました。どれも美味しかったですが、その中でも私は、ポン酢が好きです。
鰻巻き
卵の先の部分まで鰻が入っています。
出汁がじゅわっという感じで、美味しいです。
白東西重(3種の鰻重)
白焼きと関東風と関西風のコラボの鰻重
どれも美味しいですが、表面がカリカリした関西風が好みです。
金のうな丼
タレで炒めたようなご飯の上にカットした鰻がのっていて、その上にドレスのように卵が、かかっています。
TVで紹介されたらしく、見た目もインパクトがあります。
金のうな丼(上)
うまきを食べて、卵と鰻の相性の良さに満足していたので、普通に鰻重の方が良かったかもしれません。
金のうな丼のご飯がしょっぱく感じました。
食べきれずに持ち帰り、家で食べたら、美味しかったので、次回は、うまきと金のうな丼を同時に注文するのはやめようと思いました。
ラインに登録して、いただいた抹茶アイス 美味しいです。
まとめ
周りは田んぼで、ポツンと建つ鰻屋さんという店構えですが、いつも人が並んでいる人気店です。
お漬物が美味しかったです。
鰻も関東風、関西風など焼き方が違ううなぎが食べれて、定番の鰻の他に「うなさし」や「ウニと鰻のひつまぶし」など、創作料理もあり、SNSをうまく取り込み、攻めの姿勢を感じます。
仮想通貨も使えるそうですよ。
今は、SNSのおかげで、わざわざ探して遠くから出向くというお客様も多いので、場所は関係ないのかもしれません。
昔ながらの鰻屋さんが多い中、独自性を打ち出し、学ぶべきところのたくさんあるお店でした。
急なめまいでバランスを崩していた私の体も、鰻のお陰で元気になりました。
さりげない息子の優しさに感謝です。ありがとう。
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