一度は行ってみたい伊勢神宮、参拝の順序や、参拝方法、ご利益を知るためには、伊勢を含む各神社を知り尽くした知識と経験豊富な添乗員さんがついているバスツアーがおすすめです。
正式なお伊勢参りは二見興玉神社から
伊勢神宮の参拝のルートが外宮→内宮を回るというのはご存じの方もいらっしゃると思いますが、正式なお伊勢まいりは、まず、二見興玉神社をお参りして、心と体を清めてからお伊勢参りをするそうです。
このツアーのバスは、本来12列あるシートを10列にして、ゆったりと座れ、足を伸ばせるようになっている特別な椅子で、とっても快適でしたよ。
バスツアーは、時間厳守!
ちょっぴりせっかちな添乗員さんは、5分遅れると連絡があった人を残して、7時出発のはずが2分前には出発しました。時間厳守。甘えは許されません。5分の遅れは20分の遅れになるのだそうです。
朝早かったのと、のりもの酔いの薬が効いているのか、バスの心地よい揺れで眠れます。
高速道路のSAってこんなに綺麗なの?
駿河湾沼津SAでトイレ休憩、綺麗でたくさんトイレがあるSAです。
ここでも2分遅れて戻ってきた人に、時間は守るようにと、何度も釘をさす添乗員さん。バスの中シーン!
またまた2時間ほど走って岡崎SAで、食事です。
いもや和真さんで美味しそうなスイートポテトを購入。
バスに揺られた胃には、柔らかい伊勢うどんが、ありがたい。海老天うどんにしました。
知識豊富な添乗員さんは必須
遅れないように走ってバスに戻ると、「走らなくても置いていきませんよ!」と急に優しくなった添乗員さん。空腹も満たされたせいか、添乗員さんの興味深い話が続きます。
神宮と神社の違い・・・神宮の宮は宮様のこと、皇室に関係があるということだそうです。
柏手(2礼・2拍手・1礼)柏手は右手が下なんてみなさんご存知でしたか?
手水舎の位置・・・右にあれば右側を通り、左にあれば左側を通るんだそうです。
神社とお寺の違い・・・神社は、五穀豊穣で、お寺は、極楽浄土、わかりやすいですね。
それからまた2時間走ったでしょうか?いよいよ伊勢へ入り、二見浦へ向かった頃には、添乗員さんの話を聞きのがさないように、添乗員さんに小走りでついく私たちです(笑)。
お伊勢参りをする前に、二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)で心と体を清めましょう!
古来からの正式なお伊勢参りの参拝ルートは、二見浦で禊(みそぎ)をして身を清め、外宮と内宮を参拝し、最後に朝熊岳に登るというものだったそうです。
二見浦海岸 ここから海水浴場が始まったと添乗員さんが言っていました。
海岸沿いを歩いていくと夫婦岩が見えてきます。
夫婦岩
大注連縄(おおしめなわ)で太く堅く結ばれた、夫婦のように寄り添って顔を出す大小の岩。
夫婦岩は、二見興玉神社・猿田彦大神ゆかりの興玉神石(夫婦岩の沖合約700m先にある霊石)と日の大神を逢拝する鳥居の役目をしており、大注連縄は1本の重さ40kg、太さ10㎝、長さ35mで、計5本張られています。
夫婦やカップル等の恋愛の象徴とされており縁結びのシンボルとしても有名です。
参考 観光三重より
大きな岩の鳥居の上にカラス?が写真をとってと言わんばかりに止まっています。風が強いのに、参拝して戻ってきてもまだモデルのようにそこにいました。サービス精神旺盛なカラス君です。
手水舎の「満願蛙」蛙に水をかけると願いが叶うと言われているそうです。
二見興玉神社 御祭神は猿田彦大神
龍宮社
御朱印です。(1枚300円)
浜参宮とは
二見興玉神社にお参りすることを「浜参宮」といい、古代から伊勢参りの旅人は二見浦を訪れ「浜参宮」を済ませて、神の領域・伊勢へ向かう慣わしがあったそうです。現在でも禊の伝統により御霊草無垢塩草にて、祓いを行っているそうです。受祓されない方には奉製した無垢塩草を分けていただけます。身につけたり、又は禊祭にて不浄をお祓いしていただけるそうです。
賓日館 大正天皇が幼少の頃体が弱くご静養されていたところだそうです。立派な建物です。
お庭の感じも撮りました。正面は、二見浦海岸です。
やっと、伊勢神宮に参拝できる準備が整いました。いよいよ外宮(げぐう)へ参拝です。
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