早く生うに解禁にならないかなあ!
気分を変えて、いきましょう。
前回に引き続き、事業計画書を作成する中で、次は、差別化です。
おてつたびとの差別化は
- 壱岐に常駐するため、事業者と旅行者の両方を対面でサポートできる。
- 実際に壱岐に滞在する間、事務所に寄れる環境を作り、旅行期間中の不安を解消できる
- 違う事業者で滞在していても旅行者同士や事業者同士が「しまたび」オフィスで意見交換ができ、新たなコミュニティを作ることができる。
壱岐の魅力
- 海がきれい
- 麦焼酎発祥の地
- 酒蔵がある
- 壱岐牛
- 島メロン
- 日本一の漁場玄界灘で取れる魚が美味しい
- 生うに
- 神社が多く神の国と言われている
- 小島神社
- 辰の島クルージング
- ゆっくりと時間が流れる。
- 一支国博物館
- 人がいい
この他たくさんの魅力がありますが、この壱岐の素晴らしさを島の方達はそれほど魅力に感じていません。
島外から人が来ることによって、自分達の気づかなかった魅力を発見できたらいいあと思いました。
事業を通して何を実現したいのか(経営理念)
一番実現したいのは、壱岐の人口増加率を上げることです。
「しまたび」を通じて壱岐の魅力を知るキッカケを作り、壱岐のファンを増やしたい。
「しまたび」を通して壱岐に訪れた方々により壱岐の魅力を知っていただき、そこでできた縁を通じて壱岐に再度訪れたり移住したいと思うキッカケになったらいいなと考えています。
気軽に行けるきっかけが欲しい
福岡までは、行ってもそこから船に乗ってというのは、中々ハードルが高いのです。
そこを気軽に行ける、行きたいと思わせる何かが必要と思い、働きながら旅ができる「しまたび」を運営したいと思ったのです。
こうやって、私の想いが先行する中、事業計画は進んでいきました。
見積金額を見て息を呑む!
システム構築費の見積もりができてきました。
もうすでにできている基本のソフトがあるので、お安くできます。という回答でしたが、見積もり金額を見て息を飲みました。
5,368,000円その他に保守費用毎月10〜20万円
創業600万円の中でどうやってもおさまりません。
ん〜!困った。
だけど、3年間で申請すれば、システム構築日を3年で割れば何とかなるんじゃない?と
安易な私です。
人件費、店舗費、広告宣伝費など、初年度必要経費は1000万円は超えます。
交付金450万円も、精算は1年後なので、初めは自分でやりくりしなくてはなりません。
果たしてこの事業で利益は出るのか?
私は、娘の先輩に地方創生のことを語りながらいつも友達と飲んでるという方がいらっしゃるというので、事業計画書を見てもらいました。
この事業を基本にして、いろいろな案が出されました。なんか夢が広がる。いけそうだ。
ある日、いつもお世話になっている、ある会社の会長に事業計画書を見ていただきました。
そしたら、私を心配して、銀行の融資の方にこの計画書でお金を借りれるのかと聞いてくださったというのです。ありがたい気持ちと、頼んでいませんけど。という複雑な気持ちが湧いてきます。
思っても見ない回答
計画書はよくできているけれど、事業内容に問題があるそうだよ。
事業内容に問題とは、どういうことですか?
銀行は、ITのシステム構築費(形が見えない物)に、お金を貸したがらない。逆に、あなたが、今まで携わってきた飲食店の方がお金は貸してもらえるそうだよ。
私のこの計画書では、お金は借りれないということですか?
はっきり言ってそういうことだね。
と言われてしまったのです。ガーン!
それでも壱岐市から採択されれば、壱岐の銀行からお金を借りれると私は思っていました。
会長は、壱岐から採択されても、銀行からの融資が確定するまでは、事業を始めてはいけない。と言ったのです。
ついに通知書が届く
「不採択」
気が抜けると同時にホッとしている私もいました。
まずはシステム会社に連絡をしました。この時もA社はすぐに返事をくれました。
今回の結果は残念ではあるものの、壱岐市への想いがある限り挑み続けることが大事だと思いますので引き続き頑張っていきましょう!システム開発を軸とした企画やコンサルティングもしておりますので、ご協力できることがあればおっしゃってください。きっとお力になれると思います。というものでした。
そこで、1つ質問があります。と聞いてみました。銀行はシステム構築費には、お金を貸したがらないそうですが、、、。と尋ねました。
それは、銀行の方がイメージできていないから不安なのだと思います。
- 事業計画をシンプルにわかりやすく
- 似ているサービスを見せて想像させる
- サービスの市場や将来性を伝える
- 企画への熱量を伝える
まずは信頼関係ができていないとお金も借りれないと思います。関係性を築くところから始めるといいと思います。わかりにくいのであれば、わかりやすく説明するのが一番です。引き続きよろしくお願いします。と返事をくださいました。
O社に至っては、未だ、何もございません。
気づいたこと
まず、システム会社A社に信頼を置いたこと。
コンサルタントにお願いすること。
地域や銀行との信頼関係がないと、お金を貸していただけないこと。
資金が、確保できるまで、起業してはいけないということ。
まずは、小さいところから始めること。
私にアドバイスくれた会長は、私のメンターだったということ。
今後は
壱岐のファンを増やすべく、今、自分のできること、ブログでの発信などをやっていきたいと思います。
そして、事業計画を見直して再度挑戦したいです。
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