節分といえば豆まきですが、近年では、恵方巻きを食べる習慣も一般化していますね。
節分に恵方巻きを食べるというのは最近の話ですよね。
関西地方では、「丸かぶり寿司」と言って、節分にその年の恵方を向いて太巻きを丸かぶりするという風習があったそうですよ。
確かに、大阪出身のママ友が、太巻きを1本丸かぶりして、しゃべっちゃいけないんだと言っていましたね。
食べるときのルールがあるみたいですね。
恵方とは、2023年の恵方は?
恵方とは、その年の最も良いとされる方角で、その方向に福徳をつかさどる歳徳神(としとくじん)という神様がいるそうです。
恵方は、毎年変わり、その年の十干(じっかん)十二支の組み合わせによって決められます。
その年の恵方に向かって行うことは全て吉とされています。
2023年の恵方は、「南南東のやや南」です。
恵方巻きの正しい食べ方、ルールとは?
- 節分の日にその年の恵方を向いて、願い事を思い浮かべながら無言で食べる。
- 切り分けたりせずに、1本長いまま丸かぶりします。(縁を切らないように)
- できれば無言のまま1本食べ切りましょう。(口から福が逃げないように)
恵方巻きの作り方
材 料
お米 2合(昆布5㎝入れる)
すし酢(米酢60mℓ 砂糖大さじ2 塩小さじ2)を混ぜておく
具は7種類(桜てんぶ、だし巻き卵、きゅうり、干瓢、えび、たくあん、かにかま、ネギトロなど)
海苔
作り方
2合のお米に昆布を入れて炊き、熱いうちにすし酢と混ぜ、冷ましておきます。
巻きすの上に海苔を引いて上を少し開けて酢飯200gをのせ、酢飯を広げます。
具を7種類のせ、手で具を押さえて巻きます。
巻きすがない方は、サランラップでもできます。
だし巻き卵の作り方は、こちらをご覧ください。
まとめ
恵方巻きは、元々は「丸かぶり寿司」や「太巻き寿司」と呼ばれ、今のように全国区ではなく、一部の地域でしか食べられていなかったそうです。
関西地方では、もともと節分に恵方のお寺をお参りする「恵方参り」や節分に恵方を向いて太巻き寿司を丸がぶりする風習があり、節分の恵方巻きの風習も大阪発祥と言われています。ただ近年急速に広まったのには、寿司や海苔の消費拡大やコンビニの販促キャンペーンなど商業的な背景が大きいようです。
「恵方巻き」として全国に広がるキッカケとなったのは、平成10年に広島県のセブンイレブンが太巻き寿司を「恵方巻き」として大々的に売り出したことからだったそうです。その後他の企業も全国販売を開始し、あっという間に、節分の行事食として定番の食べ物になりました。
恵方巻きとは、節分の日にその年の恵方(2023年は、南南東やや南)を向いて、太巻き寿司を食べるという風習です。縁を切らない。口から福が逃げないように、巻き寿司を切り分けたりせず無言で食べ切ると良いとされています。中の具材は七福神にちなんで7種類が良いとされているようです。
最近は、恵方巻きの具もどんどん豪華になり、価格も高くなりました。
なので、自宅で、楽しみながら、リーズナブルに作るのも良いかと思います。
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