さて、いよいよ内宮です。これぞ伊勢神宮という風格があります。
皇大神宮(こうたいじんぐう)内宮(ないぐう)
皇室のご先祖の天照大御神(あまてらすおおみかみ)をおまつりする、我が国で最も尊いお宮です。
天照大御神とは、神話によると、イザナギの左目から生まれた女神で、“太陽の神”です。
五十鈴川(いすずがわ)の川上に千古の森に囲まれて、2000年の時を超えて古代のたたずまいを今日に伝えています。という言葉通りの風景です。
紅葉していて綺麗でした。
回る順序は、風日祈宮→正宮→荒祭宮です。
風日祈宮(かざひのみのみや)
風の神をまつる別宮です。
風日祈宮(かざひのみのみや)・・・鎌倉時代の元寇(げんこう)の時、神風を吹かせて日本を守った神です。
正宮(しょうぐう)
正宮(しょうぐう)・・・社殿の中心の正殿(しょうでん)は、4種の垣根に囲まれています。
お参りの作法は、二拝・二拍手・一拝
唯一神明造(しんめいづくり)の古代の様式を伝え萱葺(かやぶき)の屋根には10本の鰹木(かつおぎ)がのせられ、4本の千木(ちぎ)の先端は水平に切られています。
荒祭宮(あらまつりのみや)
天照大御神の荒御魂(あらみたま)をまつる別宮・・・ここだけは、個人的なお願い事をしてもいいそうです。
せっかくの森林浴、マスクを外したい心境にかられ、何度かマスクを外して深呼吸しました。
浄化されます。
伊勢神宮 内宮の御朱印
おかげ横丁
お伊勢参りのもう一つの楽しみは、内宮の前にあるおかげ横丁です。平日の昼間だというのに、すごい人です。お目当ての豚舎は、たくさんの人が並んでいたため、向かいの海老丸さんへ入りました。
海老丸さんでランチ
1階は、いっぱいでした、2階に通され、いい感じです。
穴場です。ゆっくりできました。
2色の※てこね寿司と立派な海老天に漁師汁、とっても美味しかったです。海老天についていたタルタルソースがまた美味しいです。
※てこね寿司・・・漁師が船上でとれた魚をその場でさばいて、手で混ぜ合わせたことから「てこね寿司」と呼ばれるようになったとのこと。かつおやマグロなどの赤身を刺身にしたものを醤油などのタレに漬け込んだものを飯切りに入れた酢飯の上に並べて、海苔などの薬味を散らす、三重県の郷土料理です。
伊勢海老・・・伊勢神宮に献上できるほど立派な海老のことらしいです。
豆腐庵山中
とうふアイス、豆腐というだけでヘルシーな気がして、ついつい食べちゃいます。やさしい味で美味しいです。
白鷹三宅商店
清酒「白鹿」は、伊勢神宮の※御料酒(ごりょうしゅ)に全国の酒造から唯一選ばれており、ここでしか買えないというグリーンの箱の白鷹を購入、たるの香りと、なんとも優しい甘い香りがして、とっても美味しいです。
※御料酒とは、伊勢神宮外宮にて、朝晩、鯛や昆布、ご飯、野菜などとともに神宮の神々に供えられるお酒のこと
最後は、駆け込みでお土産を購入して、集合時間ギリギリでした。
まとめ
伊勢神宮の鳥居を見てもわかるように、神宮は、装飾がなく、だけど木そのものが凛として美しい。まさに sinple is best たくさんの木に囲まれて、人々は感謝を申し上げる。私も浄化されました。
今回のツアーは、2日で八社という、中々のハードスケジュールですが、お天気にも恵まれ、どちらのお伊勢さんも貸切状態で、快適でした。ベテランの添乗員さんとベテランの運転手さんのお陰です。ありがとうございました。
伊勢神宮の前のおはらい町・おかげ横丁が、人気のようです。風情のある街並みと、有名な赤福や伊勢うどん、スタバは、お店の雰囲気が違い、とても楽しかったです。お伊勢参りは、また来たいです。とってもいい旅になりました。
ブログに書ききれなかった神社は、また、おいおいかかせていただきます。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
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