昨日は、あいにくの雨だったので、アカデミー賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」を観に行ってきました。
ドライブ・マイ・カーの感想
「あなたは何も悪くない。」
この言葉に救われる人は、少なくないだろう。
人は、大事な人(妻や母や子ども)を病気や災害で亡くすと、なぜあの時こうしなかったのだろうと、自分を責める。
あまりにもショックなことを目の当たりにすると、見て見ぬふりをする。許せないことや嫌だなと思った感情や嫉妬は、自分の中に抑え込むのではなく、自分の中の感情(悲しみや、寂しさ、つらさ、嫉妬、怒り)を認めて、吐き出すことが、必要なんだと言われているような気がした。
自分の心と上手に正直に折り合いをつけていくこと、
本当に他人を見たいと望むなら、自分自身をまっすぐ見つめるしかないという高槻(岡田将生)の言葉が印象的でした。
ラストシーン
2年後の韓国のシーン、みさきが、スーパーで買い物をして赤いサーブ(車)に乗り込む。車にはゴールデンレトリバーが乗っていて、みさきの表情は以前より明るい。
私の想像では、ゴールデンレトリバーが、家福の車に乗っていたし、買い物もみさきがしていたので、家福の緑内障が進行していて、身の回りのお世話をみさきがしているのかもしれないと思いました。赤いサーブが家福にとっては妻、みさきにとっては母(失った人)を指しているのであれば、失った人と共に残された人同士支えあって生きていくということなのかもしれません。皆様は、どう思われますか?
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自宅に帰って、ゆっくりとお茶した後は、春の食材で夕飯です。
本日の夕飯のメニュー
- メバルの煮付け ←メバルの煮付けのレシピはレシピ一覧からどうぞ
- 春キャベツとヤリイカのニンニクソテー
- トマトの新玉ねぎのポン酢がけ
- レモンサワー
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