れんこんは、輪切りにすると穴が空いていることから「先を見通す」ことに通じ縁起が良い食べ物として、お正月などのおせちにも使われますが、皆様は、れんこんの旬の時期はご存じですか?
れんこんの旬はいつ?
れんこんは、1年中スーパーに並んでいるため、旬の時期が分かりずらくなっていますが、実は、れんこんの旬は、秋から冬にかけてです。れんこんは、通常9月下旬までに田んぼの中で成長を終えますが、その後田んぼの中でしばらく寝かせます。そうすることで、れんこんのタンパク質が糖に変化し、旨味が増すそうです。
そんな今が旬のれんこんを使ってヘルシーなのに食べ応えのあるれんこんもちを作ります。
れんこんもちの作り方
材 料(れんこんもち10個分)
- れんこん400グラム
- 片栗粉 小麦粉 各大さじ2
- 塩 小さじ1/2
- ごま油
- 白ねぎ 5センチ
タレ
酒と醤油とみりん 各大さじ2から3(上にタレをかけるので多めに作りました)絡めるだけなら大さじ2で十分です。
作り方
れんこんを皮付きのまま10枚スライスします。
残りのれんこんをステンレスの鬼おろしで擦って行きます。
塩と片栗粉と小麦粉をすりおろしたれんこんの中に入れ、混ぜ、スライスしたれんこんの上にすりおろしたれんこんをのせて形を整えて、ごま油で焼きます。
最後にタレを絡めたら出来上がりです。
れんこんの産地と特徴
れんこんが旬の冬の時期に、「東の茨城」と称される、霞ヶ浦のれんこんを食べます。
茨城県産れんこん(東の茨城)
茨城県は、国内のれんこん生産量のうち約50%を占めているそうで、近所のスーパーには、茨城県産のれんこんが並んでいます。茨城県のれんこんは、主に東日本に出荷され、丸みを帯びた形が特徴だそうです。特に茨城県南部の霞ヶ浦は、この地域の豊かな水とミネラル豊富な土壌が美味しいれんこんを育ててくれるのだそうです。
徳島県産れんこん(西の徳島)
徳島県のれんこんは、主に西日本に出荷され、茨城県産のものと比べて、細長い形が特徴です。
加賀れんこん(金沢伝統野菜)
加賀れんこんの特徴は、でんぷん質が多く粘り気が強いそうです。全体的に小ぶりで穴が小さいという特徴があります。
まとめ
れんこんの美味しい時期に、れんこんをたっぷり使ったれんこんもちは、ヘルシーで、美味しく、誰もが好むお料理です。
私は、れんこんの形が好きなので、れんこんをスライスして、れんこんをアピールしました。中に長ネギを入れ、生姜やワサビを添えると、ビールにあうおつまみに仕上がりました。
お子様のおやつには、何も入れずに、れんこんだけで作ってもいいと思います。
盛りつけは、器の裏と表で盛り付け方を変えています。
器 奥田章さん
作り方はYouTube にアップしました。良かったらご覧ください。
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