このブログは、スノーボードで怪我をして帰ってきた息子の様子を、母の立場で書いたものです。鼻の手術迷われてる方がいらっしゃいましたら、読んでみてください。何かお役に立てれば幸いです。
突然の出来事
2022年12月17日(土)もう18日(日)を回っていたと思います。
息子がスノーボードから帰ってきました。
「起きてる?」
扉を開けて、薄暗い中「やらかした」と立っている息子に、私の第一声は、「人引いた?」だったそうです。
飛び起きて、顔を見ると、左側の顔半分が腫れ上がっています。特に目の周りがひどいです。
「どうしたの?」
スノーボードで、振り向くと、人が頭からぶつかってきた。
鼻血が大量に出たらしく鼻もティッシュで塞がれています。
長野から3時間半かけて戻ってきて、家の近くの総合病院に行ったけれど、みれる医師がいないというので、帰されたようです。
私は、目を心配し、氷水をバケツに入れて、息子の部屋へ持っていくと、
息子は、疲れて、寝ていました。氷の入った袋も顔にはなく、枕下に落ちています。
氷水で冷やしたタオルを顔にそっとのせると、すごく嫌がって、大丈夫だからと、機嫌が悪く、電気も消してと私は、息子の部屋を追い出されました。
自分の部屋に戻っても、オロオロして、眠ろうにも、心臓がバクバクして、眠れません。
目の怪我の後網膜剥離になった父と夫
というのも、野球のボールが目に当たって、1年後に高熱が出て、網膜剥離の手術をすることになった父とお祭りの神輿が目に当たって、数年後網膜剥離になった夫のことが思い出されたからです。
結局、いろんなことが、頭を過って、朝まで眠れませんでした。
その日は、日曜日でしたが、診療している眼科に予約して、目の奥まで調べてもらったら、目は異常なしでした。
でも、1年後、また見てもらったほうがいいね。と言いながらも、とりあえずホッとする私です。
次の日、総合病院で教えてもらった形成皮膚科に言ってレントゲンを撮ったら、鼻の骨は折れていないようだと言われましたが、念の為、水曜日に顔面打撲の専門の先生が、近くの病院にくるので、見てもらうといいというので、紹介状を書いてもらい、いくことになりました。
鼻の骨折、手術はしてもしなくてもいい
そうしたら、鼻の骨が曲がっていて、これは医学的には、骨折だと言われたらしく、ただ、手術は、してもしなくてもいい、この辺の感覚は、人それぞれなので、と言われたそうです。
でも、「医者が、手術をしてもしなくてもいいという時は、しておいた方がいいですよ。しなくていい時は、しなくていいと言いますから、もし、手術をするんだったら順天堂大学附属浦安病院に私がいますので、金曜日に来てください。手術をしないなら、来なくていいです。」と言われたそうです。
それは、手術をしなさいと言われているようなものです。
だけど、手術をしなくちゃいけないほど、曲がっているようには見えません。でもCTを見るとガクっと曲がっています。
周りの人に鼻骨折だったと話したら、なんと、私も僕もと鼻の骨折をした人の多いことか。
そのままにした方もいらっしゃいました。
今でも鼻が曲がっているけど、自分が気にしなければ、特に問題ない。という方、
経験者曰く、何を迷っているのですか?若いんだから、すぐにした方がいい。とおっしゃる方、
娘が子どもの頃に鼻を骨折してそのままにしておいたら、40代の今でも、鼻が詰まって苦しそうだという方など、いろいろな方のお話を聞き、手術をすることに決めました。
手術ができるのは、骨折して2週間以内
「手術は、2週間以内でないと、できない。」そうです。2週間で骨がくっつくらしく、その後に手術をするのは、大変な手術になるそうです。
12月23日(金曜日)に手術をします。と大学病院へ行くと、手術前の検査があり、その場で手術の日程が決まりました。12月27日入院で、28日手術、29日退院です。
担当の医師から、私たち5人のチームで、手術をするので、安心してください。1時間くらいで終わります。と言われたようです。
コロナ以来、家族は、病院へは入れません。
手術の後、先生から電話をいただけるということで、どこへ行くにも携帯を持って連絡を待ちました。
医師からの術後の連絡
手術は、終わりました。もう、本人とも話しましたから、麻酔も取れています。まだボーっとしていると思いますが。鼻は、倒れてこないように、鼻の中から強めに詰め物をして、押さえています。頬が、陥没していて、唇の裏を切りましたが、良く見えなかったので目の下も切りました。頬と目の下の骨に神経が圧迫されていて、痺れがあったようなので、そこもとって削っています。とのことでした。
手術後の腫れは、打撲の腫れとは違います。日に日に腫れが引いてきて、良くなってるのが、目に見えてわかりました。
抜糸の後の顔
手術から1週間、目の下の抜糸をして帰ってきた息子の顔を見て、驚きました。
「どこを切ったの?」全くわかりません。
先生、さすがです。
名医に当たって本当にラッキーでした。
左目の白目に血の塊ができていたのも、なくなっています。
手術しなければ、頬の陥没や、神経が圧迫されていることも分かりませんでした。
本当に、手術してよかったです。
終わりに
楽しいはずのスノーボードですが、怪我は怖いですね。
鼻を骨折っというショッキングな出来事ではありましたが、皆様のアドバイスで、手術という選択ができ、本当によかったです。お陰様で、術後の顔は、綺麗です。
お医者様が、手術をしてもしなくてもどちらでもいいという時は、した方がいいのですね。
そして、順天堂大学附属浦安病院の佐野先生、本当にありがとうございました。先生のお陰です。傷も全く分かりません。感動するほどの腕の良さに、「神の手」と呼ばせていただきます。
顔に傷が残らないように、目の下瞼の部分を切っていただいたようです。
鼻もスーッとかっこよく見えます。
鼻の手術、我が家の場合は、やってよかったです。
顔の腫れで、鼻や頬の陥没が見た目では分かりませんでした。骨がくっついてから、手術となるとプレートを入れたりと、また大々的な手術になるようです。手術は、早めがいいそうですよ。
このブログが、誰かのお役に立てれば幸いです。
コメントをどうぞ