ほとんどのご家庭では、ご飯は炊飯器で炊いていらっしゃるのではないでしょうか?現に私も最近までご飯は、炊飯器で炊いていました。簡単で、安定したご飯が炊けますし、タイマーの設定ができたり、そのまま保温もでき、炊飯器は、便利です。それに炊飯器で炊いたご飯も美味しいのです。
ところが、炊飯器を(炊く 煮る 焼く)などができる圧力鍋に変えてから、ご飯の味が落ちたと家族から不評で、自宅にあった土鍋でご飯を炊き始めたら、意外にも短時間で、美味しく炊けることに気づき、今や米炊き土鍋に魅せられている私です。
米炊き土鍋の魅力
お米と水加減を炊飯器と土鍋で、同じ分量にしてご飯を炊き、食べ比べると、やはり土鍋ご飯が、早く炊き上がって、美味しいです。
炊飯器でも土鍋や羽釜を使用した高性能の商品もありますが、かなり高額です。その点、土鍋はリーズナブル。数千円から購入できますし、土鍋ご飯で有名な長谷園さんのかまどさんも1万円台で購入できます。
二階堂明弘さんの米炊き土鍋
土鍋でお米を炊く場合は、吹きこぼれにくい米炊き土鍋が最高で、ぐつぐつと炊く工程も、何ともいいのです。
米炊き土鍋が欲しいと思っていたところに、雑誌で二階堂明弘さんの土鍋が紹介されていて、私の気持ちは、二階堂さんの米炊き土鍋に傾いていきました。
二階堂明弘さんの土鍋展を待って、米炊き土鍋を購入し、今や毎日、グツグツと炊ける工程も楽しんでいます。
土鍋の美味しすぎる炊き方
材 料
お米 2合
水 400㎖
作り方
1 お米を洗います。
最近は、精米の技術が進んでいるため、ゴシゴシとがなくていいそうです。ボールに水を張って優しくもみ洗いをし、水を捨てます。これを2〜3回繰り返します。
2 ボールに水を張って20分置きます。
3 ザルで水をこし、15分ほど置きます。
左が、そのままのお米で、右が20分水に浸したお米です。色もこんなに違います。水を含んで1粒がふっくらしています。
「わけとく山」の野崎さんが、お米は乾物だとおっしゃっていました。必ず水に浸してから炊きましょう。
4 土鍋にお米を入れ、水を400㎖入れ蓋をします。
5 強めの中火で、沸騰するまで待ちましょう。
6 沸騰したら蓋を開け、混ぜて、蓋をして、弱火で7分待ちます。
7 7分経ったら、強めの中火にして3秒から5秒火にかけ、火を消します。
8 15分蒸らして出来上がりです。
感 想
艶のある、美味しいお米が炊き上がりました。
土鍋のどこがいいのかというと、土鍋が沸騰して、火を弱めた後のぐつぐつと炊ける様子が好きですね。
蒸らし終わって、蓋を開ける時のドキドキ感。上手に炊けた時の幸せな気持ち。そして一口食べた時の美味しさ。自分の顔がほころんでいるのがわかります。
ダイエットでご飯を控えていた私も、土鍋ご飯にしてから、1膳(100g)だけ、食べるようになりました。残りは、100gずつラップに巻いて、冷凍します。
炊き立ての土鍋ご飯は、食事に満足感を与えてくれます。ぜひお家でも土鍋ご飯味わってみて下さい。お米のおいしさを再発見できます。
P.S水の量は、新米、古米でも違いますし、硬さの好みもありますので、2合の場合は、400から435㎖の間で調整しています。
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