壱岐で、創業しようと思った私は、やりたいことを具体的に書き出しました。
事業概要を明確にする
離島(壱岐)の人手不足の事業者と職業体験(仕事)をしながら旅をしたい人とをマッチングするサービス「しまたび」を運営しよう。
ビジネスモデルは、おてつたび (https://otetsutabi.com)です。
「おてつたび」とはお手伝い+旅の造語です。
商品・サービスの特徴
人手不足の壱岐の事業者に対して、事業者と旅行者(働き手)をマッチングするサービスを「しまたび」マッチングサイトで提供し、旅行者への報酬(時給)と報酬の25%をマッチング料として、その他保険料350円/日をいただくことで収益をうるサービスを行う。
旅行者は、宿泊代が無料なため働けば働くほど、旅費が安くなるのが特徴です。
果たして、システム構築費はどのくらいかかるのだろう。
①システム構築費の見積もりをとる
娘が仕事関係で知り合ったシステム会社を紹介してくれたため、ホームページからメールを入れる。
1週間たっても何の返事もない(こちらをO社と呼びます)
連絡が来ないのでマッチングサイトを作る会社を検索して、ヒットした会社にメールする(こちらをA社とよびます)
するとA社はすぐに返事が来て、話を伺いたいとアポが取れました。
システム会社に見積もりを依頼するにしても、簡単には見積もりを出していただけません。
ズームかリアルで面接です。私は、システム会社の所在地を知りたかったため、リアルを選び渋谷までいきました。A社の会社紹介を聞き、見積もりを出したい事業内容や想いを聞かれます。
●どうしてこのシステムを作ろうと思ったのか?
●これを作って、何をしたいのか?
話すことがまとまっていない中、支離滅裂に話をしたと思います。
質問の後に帰ってきた答えは、
「私たちは、こういう地方創生の仕事がしたいのです。きっとお力になれると思います。」すごくいい反応が返ってきました。帰る頃にはこちらにお願いしようと決めていました。
だけど、1社だけの見積もりでは、相場もわからないし不安なため、娘に教えてもらったシステム会社にメールの返信がない宗、娘に伝えるてもらうと、すぐに連絡がきました。ズームで、自社の紹介をされ、こちらの事業内容を聞かれました。1つ1つ考えながら話をされていて、私の本気度を確認しているようでした。あなたは、お姉さんのホテルの人手不足を解消したいだけなのでは・・・。痛いところをつかれます。確かにそこも事実です。ですが、壱岐に気軽に来れるキッカケを作り、壱岐のファンを作らないと、人口増加は望めません。私の欲しい回答はなかなかいただけない中、なんとか見積もりを出していただけることになりましたが、何となく不安です。
ビジネスにおいては、メールの返信は早い方がいい!
仕事のできる人はメールの返信が早い。と言いますが、今回、A社から返信を早くいただけたことで、A社に信頼感を抱き、安心でき、この先一緒に仕事をしても連絡が取れやすそうだと感じたため、ビジネスパートナーとしてはメールの返信が早い人がいいと思いました。
逆にO社からは、返信がなく不安で、急ぎの仕事の時は、困るだろうなと想像してしまいました。
次に行ったことは
②有料職業紹介にあたるため許可申請をする
長崎県労働局需給調整事業室に電話して確認する。
有料職業紹介にあたるため許可申請が必要と言われました。これは、創業の後です。申請まで2〜3ヶ月かかります。
ここも侮ってはいけない。資産500万のうち150万現金がないといけないなど、あります。
③コンセプトは何にするか?
実はここがちゃんと決まっていないと、いろいろな問題が起こった時に、方向性がずれていきます。ポリシーを持とう。
「商品を売るのではなく、考え方を売るという発想が大事」らしい。
「しまたび」を通じて、壱岐の魅力を知るキッカケを作り、壱岐のファンを増やし、人口増加に貢献したい。
こうやって、事業立ち上げの計画書作りは始まり、ウキウキ・わくわくしながら書いては消し、書いては消ししながら、事業計画書はできていきました。
次回は、想いだけで突っ走ってきた私に、思いも寄らない回答です。お楽しみに。
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