壱岐島で28年ぶりに日本酒造りが復活
壱岐島は、「壱岐焼酎」と呼ばれる麦焼酎が有名ですが、昔は日本酒蔵が17蔵もあったそうです。
時代の流れから、島の酒蔵はへり続け、最後に残った重家酒造も1990年に日本酒造りを断念したそうです。
しかし28年の時を経て、横山雄三さん、太三さんご兄弟が、日本酒蔵を再建し壱岐島での日本酒造りを復活させたのです。
重家酒造蔵元
造りたいのは「ファーストドリンク」
もともと横山さんが作りたいお酒はファーストドリンク。1杯目に選んでいただけるようなお酒です。1杯目に飲んだお酒が美味しかったら、2杯目も飲みたくなるのではないかと考えたからだそうです。
横山五十 純米大吟醸
マスカットを思わせる香りと酸味、ワイングラスに注ぎ、ファーストドリンクでお楽しみください。女性に人気だそうです。確かに美味しいです。
よこやま 純米吟醸
「純米吟醸よこやまSILVER」は、複数の酵母をブレンドしたシリーズです。瓶についた短冊の色によって、使用されている酵母が違います。酵母は、糖をアルコールに分解する役割を担い、酵母の種類によって香りや酸味などの風味が変わるので、短冊ごとに異なる味わいが楽しめるそうです。
今後は、日本全国への展開はもちろん、海外への輸出も積極的に取り組んでいくそうです。
参考 SAKETIMESより
感想
横山さんは、時代の流れで消えてしまった日本酒蔵を復活させたいという思いで「この島で造ること」にこだわったとおっしゃっていました。壱岐の方たちは、皆さん、壱岐に興味を持ち、壱岐に行きたいと思っていただける商品づくりをされていて、壱岐LOVEなのだと感じます。上海の友人から、上海のお店で出された日本酒が「復活 よこやま」だったとラインが来ました。海外への輸出も積極的です。
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