月讀宮(つきよみのみや)伊勢神宮の内宮の別宮です。壱岐の月讀神社との関係は? 

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月讀宮とは

天照大御神の御弟神、月讀尊をおまつりしています。

神話によると月讀尊は、イザナギの右目から生まれた2番目の神様「月の神」です。

「月を読む」と記す通り、月の満ち欠けを教え暦を司る神だそうです。

お参りの順序

右から月讀荒御魂宮② 月讀宮① 伊佐奈岐宮③ 伊佐奈彌宮④と並んでいますが

①の月讀宮(穏やかな魂)②月讀荒御魂宮(荒めの魂)③伊佐奈岐宮(父)④伊佐奈彌宮(母)の順にお参りします。

①の穏やかな魂は、日頃の感謝をお参りして②の荒御魂は、決意や願い事をお願いしてもいいそうです。

御朱印の注意

御朱印所が入り口にあり、先に書いてもらいたい心境になりますが、月讀宮に限っては、必ずお参りをしてから、御朱印を書いていただくようにしましょう。礼儀を守らないと、御朱印を書いていただけないそうです。

伊勢神宮内宮の「月讀宮」は、壱岐の月讀神社の分霊の社だった

壱岐の月讀神社

壱岐の月讀神社も、御祭神は、月讀尊で、2番目の神様です。

暦や潮の干満など月にまつわる全ての行い、安全や航海安全などの願い事を聞き入れてくださるといわれています。

壱岐の月讀神社が、全国の月讀神社の総本社だそうで、京都の月讀神社や伊勢の月讀神社は、壱岐からの分霊の社だそうです。

壱岐が神道発祥の地たる所以

日本書紀の記述によると、古墳時代(西暦487年)阿閉臣事代(あべのおみことしろ)という外交官が朝鮮半島の任那(みなま)に出かける途中、壱岐に立ち寄った際に月讀尊が現れ「自分を京都に祀ればこの国に幸いが来る」と告げた。そのため天皇に奏上して京都嵐山に社を創建。壱岐の月讀神社の神を勧請して壱岐の県主(あがたぬし)の祖・忍見宿禰(おしみのすくね)に祀らせた。これが京都市の月讀神社で、壱岐の月讀神社は、その元宮とされている。この記述を基に中央に神道が根付くきっかけを作られたとして「壱岐は神道発祥の地」を名乗っている

引用・・・発祥の地コレクションより

まとめ

古事記の上巻に、初めに天照大御神が生まれ、次に月讀尊が生まれたと表されているそうで。月讀尊は、天照大御神の弟です。

伊勢神宮内宮に月讀宮、また外宮に月夜見神社があります。

壱岐の月讀神社が全国の月讀社の「元宮」とされていて、伊勢神宮の月讀宮は、分霊だそうです。ですが、最近まで、壱岐の人たちも、そのことを知らなかったそうです。

私の中でもようやくつながりました。壱岐が神道発祥の地といわれる所以がわかった気がします。

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