6月の初め頃から、美味しそうな青梅が、店頭に並び始めます。
梅仕事の季節です。
昨年作ったラム酒の梅酒が、飲み頃になっています。
ようやく、中の梅も取り出しました。
ラム酒の梅酒は、ことあるごとに試飲していたので、もうほとんど残っていません。
今年は、ブランデー梅酒を2ℓの瓶に2つ作ります。
青梅と完熟梅の違いとは
青梅は、熟す前に収穫されたかたく青い梅のことです。
フレッシュで爽やかな香りがして、酸味があります。
青梅を調理に使う場合は、1〜2時間くらい水につけてアク抜きしてから使いましょう。
完熟梅は、杏のようなオレンジ色に熟した梅、触ると柔らかいです。梅ジャムや梅干しを作るのに向いています。完熟梅は、水につけてアク抜きする必要はありませんが、必ず加工して食べましょう。
青梅も完熟梅も毒成分を含んでいるため生では食べられません。熟すほどに毒成分は少なくなり、つけたり干したり加工すると安全に食べることができます。
梅酒を作るときの注意点
砂糖は少なめに入れる
梅酒を作るときは、砂糖が防腐剤の役割をするので、ある程度は、入れなくてはいけないのですが、砂糖が多いと、体に良くないので(糖分取りすぎ)少なめに入れています。
梅酒は、すぐに飲んではいけない。
砂糖漬けにすると、アミグダリンというガスが出始め、100日から数ヶ月がピークで1年かけて消えていくそうです。
と言っても1杯、2杯飲む程度では、体に害はないそうです。
ナツメは、中に溜まっているガスや不純物を取り除いてくれるというので、1ビンだけ入れまてみました。
昨年、梅酒の作り方を教えて下さったお教室では、1ヶ月くらいから飲んでいいと言われて、ことあるごとに試飲してきましたが、1年たった今が一番美味しいです。
ブランデー梅酒の作り方(2ℓの保存ビン)
材 料
- 南高梅 500g
- 氷砂糖 200g
- ブランデー 900ml
- ナツメ2個 (あればでよい)
作り方
梅のヘタを竹串で取り除きます。
さっと水で洗い、そのまま1から2時間水につけておきます。(熟成梅は水につけなくて良い)
水気をキッチンペーパーで拭き取り、ジプロックに入れ、24時間以上冷凍します。
冷凍することで、エキスがでやすくなるそうです。
保存ビンに、ブランデーを少し入れ、全体に行き渡らせ、アルコール消毒します。
瓶の中のブランデーを別の容器に移し、保存ビンをキッチンペーパーで拭き取ります。
いよいよ瓶詰めです。
水気を取り除いた冷凍梅と氷砂糖を交互に入れ、ブランデーを注ぎ出来上がりです。
ナツメがあったので、ナツメを2個入れます。
作った日付を瓶に貼っておきましょう。
終わりに
昨年のラム酒の梅酒は、梅にもラム酒にもお砂糖にもこだわって、高価な梅酒になりました。
今年も梅は、和歌山の南高梅ですが、果実用のブランデーを使い、砂糖も氷砂糖で、単価を下げて作りました。
今回は、試飲用と熟成用と2つ作ったので、1年後が、楽しみです。
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