今日は、私がパートで勤めるお店の食の研鑽会でした。
新宿中央東口出てすぐ、あおぞら銀行のATMのあるビルです。
少し早めに到着した私たちは、地下2階に柿傳ギャラリーで大人の道草をします。
中央に龍のオブジェがお出迎え。
今日は、茶道具が展示されていましたが、
日によって、いろんな作家さんが個展をされていらっしゃるようです。
早速6階に通されます。
白湯をいただき、店主の挨拶、
床の間にはまなずの掛け軸です。
ナマズで町お越しをしている私たちに配慮した設です。
9階へ移動して、店主自ら袴姿で表千家のお手前です。
一通りお茶をいただき終わったら、再び6階へ戻り、お食事です。
いきなり松茸が出てきました。
今年初もの嬉しいです。
なんとアメリカで作られた獺祭を店主自ら注いでまわります。
心の通ったおもてなしというのは、こういうことだといたく感動しました。
やり方ではなくあり方が大事
自ら何もせずに指示をする経営者が多いですが、おもてなしとは、店主自ら接客して、こうあるべきと見本を見せてくださってる気がしました。
一流は、あり方が素晴らしい。
おろしたてのような美しい光沢の漆の器の中は、いい蒸しです。
蓮根豆腐と鮑の治部煮 鮑がトロッとして食べ応えがあります。
向付け コチ、中トロ、アオリイカ
八寸の漆の器も美しい(甘エビ酒盗和え、万願寺とうがらしあられ揚げ
鮎煮浸し、小芋、合鴨ロース)
すっぽん鍋
焼物 米沢牛のローストビーフ 美味しかった
酢の物 菊花、ほうれん草、しらす、生姜酢
すっぽん雑炊 玉子、ネギ、露生姜
水菓子 梨 シャインマスカット
甘味 吉野水仙
抹茶 小山園 「和光」
まとめ
茶懐石とは地味な料理と言いながら、器と料理で唸らせる。
プロだと思いました。
おもてなしの心。「実ほど頭を垂れる稲穂かな?」
否定することなく、見せてきずかせる、やっぱり一流は素晴らしい。
コメントをどうぞ